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ヨビミズ

人の暮らしも含めた持続可能な地域の構築に向け、インフラビジネスとローカルビジネスに関する情報を発信!

【2滴目】ガス自由化は進むの?

 

え?2017年にガスも自由化されるの?

首都圏では「XXにスルーノ サンセイ」をキャッチフレーズとした
ポップな王様のCMが流れていますが、
正直、それ以外のCMを見ることもなく
一般紙レベルではガス自由化に関する記事もほとんど見ません。
※管理者の読む電〇新聞では、煽るかのように頻繁に紙面に見かけますが。

 

ちょうど一年前の電力自由化では、

ゴリラは吠えるわ、

犬は光るわ、

鬼は太鼓を打ち鳴らすわ

世界で人気のサッカー漫画の作者も担ぎ出されるわ

と、各社が様々なプロモーションを通じて電力契約の切替を訴えかけていたのが、
とても懐かしく思えます。


実際のところ、自由化を1か月後に控えた時点での参入事業者の数について、
電力・ガスそれぞれを比べてみました。

 

電力は

 

   199事業者(2016年2月末時点登録数)

http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/denryoku_gas/denryoku_gas_kihon/pdf/001_05_00.pdf

 


一方、ガスは・・・・・

 

   23事業者 (2017年3月1日時点登録数)

ガス小売事業者の事前登録を行いました(平成29年3月1日登録)(METI/経済産業省)

 

その数なんと9倍以上、そりゃあみんな知らないです。

 

ガス自由化って?

じゃあ、なんでガス自由化ってやってるの?そもそも何なの?ということですが、
所管している資源エネルギー庁によると「ガス自由化はxnfyedozyw82kf7uf35…」

 

要するに、

  1. 競争を通じて、ガス価格の値下げとともに、
    セット割等の様々なサービス提供
    といった消費者メリットの拡大が狙い
  2. これまで独占的に使われてきなガス管が開放され、
    新規参入者も今あるガス管を使ってガス供給ができるようになる
  3. 実はこれまでも自由化は進んでおり、今回自由化されるのは一部 

 ということです。

 

3について、ちょっと詳しい方はご存知かと思いますが、
2016年4月の電力自由化も、家庭向けの小売が自由化されただけで、
大規模工場やオフィス向けの小売は既に自由化されていたんですよね。

 

じゃあガス自由化ではどうなのかというと

  • 一般ガス事業(都市ガス事業)、LPガス販売事業、簡易ガス事業の内、
    一般ガス事業が自由化。
    LPガス販売事業は既に自由化されている
  • 一般ガス事業のうち、年間使用量が10万㎥未満の家庭・小口需要家が自由化。
    ※10万㎥以上の需要家は既に自由化されている。

あなたのご自宅では定期的にトラックがやってきて、
ガスボンベを交換していく(LPガス販売事業)のであれば、
4月を待たずに安いガス会社に切り替えられる可能性があります!

 

よって、電力自由化では基本的には全国の約5,600万世帯が対象になっていましたが、
ガス自由化の対象となる世帯は2,900万世帯程度にとどまります。

総務省|住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(平成27年1月1日現在)

ガス事業制度の概要|ガス事業制度について|資源エネルギー庁

 

 

ガス事業への新規参入を阻む3つのハードル

そもそも、電力自由化と比べて対象世帯が限られるガス自由化ですが、
電力小売事業と比べても、さらに3つのハードルが参入を阻みます

その1 「玉(ぎょく)」

 ガス小売事業者は、ガス需要に応じて必要な供給能力を確保する必要があります。
ただ、電力における常時バックアップや取引市場が存在していないため、
ガスの調達を行うことが非常に難しい状況にあります。

 実際、ガスの輸入量上位は電力会社と大手都市ガスで占められています。
バイイングパワーなんてことを言いだした日には、一部商社等を除き、
競争力を持つレベルでガスを調達できる事業者はほぼいないでしょう。。。

※ガスの輸入量ランキングは下記リンク参照 

http://www.soumu.go.jp/main_content/000442189.pdf

 

その2 「保安業務」

 また、ガス小売事業者はガス機器の調査・危険発生防止の周知
に関する義務を負うことになります。

 当義務を守るためには、有資格者を抱える必要があり、これもまた、
新規参入者にとっては大きな負担となります。

 一応、負担を軽減するために保安業務をガス導管事業者(東京ガスなど)に
委託することもできますが、ライバルに首根っこをつかまれるようにもなるため、
いずれにせよ、あまりよい選択肢とも思えません。


※保安責任の分担については下記リンク参照

保安責任について|新しいガス事業制度について|日本ガス協会

 

その3 「人材」

 新しい事業を始めるときには、その分野の知見を新たに獲得する必要があります。
手っ取り早い手段としては、その事業会社出身者を引っ張ってくることです。
電力自由化の際には東日本大震災の影響もあり、転職市場には東〇電力出身
の人材があふれていたため、新規参入した主な小売電気事業者には
十中八九 〇京電力出身の方がいらっしゃいます。

 一方、ガス自由化において、東も西も大手都市ガス事業者の就業条件は非常によく、離職率も低いため、ガス事業会社出身者はなかなか転職市場に出てきません
実際、やりたいが人材が確保できず検討がストップしている事業者もいるとか。

 

とはいえ、ガス自由化で少しは変わる

 これまで、ガス自由化に対してネガティブな要素ばかり書きましたが、
その影響はボチボチ見られるのではないかと思っています。

①取次・代理店の増加により選べるメニューが増える

 恒常的な顧客との接点が得られることは、ビジネス上非常に重要です。
そのため、直接、ガス小売事業者としての参入はしないものの、
ガスの調達・保安能力を持つ事業者を担ぎ、自らが顧客接点を担う、
取次店・代理店といった形での参入者が多くなるのではないかと思われます。
 取次店・代理店は自らが持つ他の商材を売るために、ガスをフックとして
販売するものと思われますが、その際には各商材に合わせたセットメニューなどが、
独自に展開されるでしょう。

LPガスの料金も下がる

 今回、自由化されるのはあくまで一般ガス事業(都市ガス)ですが、
LPガスと都市ガスが併給されている地域だけでなく、
LPガスのみが供給される地域でもガス価格が、都市ガスの価格低下と同水準で
下がるのではないかと思っています。

 電力自由化においても、自由化されたのは低圧領域のみでしたが、
需要家の関心の高まりを受けて、高圧・特高分野においても契約の見直し・
切替が進みました。

これと同様のことが、ガス自由化においても起こるのではないかと考えています。

 

 

 他にも、LPガス事業者への保安業務委託の活性化等、ちょこちょこ影響はあるかと思いますが、
実際にガスを供給しているのは、ほぼ既存のガス事業者と電力会社といった構図になると思われるため、厳密な意味での自由化はあまり進まないでしょう。

 

 

 

【1滴目】ヨビミズについて

 

私の両親は、いわゆる田舎育ちでした。

 

 

 

小さい頃は年に数回、それぞれの実家に遊びにいっていましたが、
車がないと最寄りの駅まで辿り着けないばかりか、
夏の夜などはセミとカエルの鳴き声で眠れないほどでした。

 

ただ、田んぼの用水路では、罠を使ってドジョウをとり、
夕飯は、かまどで炊いたご飯をほおばり、
お風呂は、やけどしないように五右衛門風呂にすのこをしずめ、
寝るときには、部屋の四隅の鈎に蚊帳をつる等、
自然に寄り添った暮らしと共に、
その地に住む人々の温かさを肌身で感じられたことに大変感謝をしています。

 

 

 

 

 

また、モノを大切にする人でした。

 

 

 

日常生活では、長男にも関わらず、幼稚園のお遊戯服に始まり、
小学校の裁縫道具など、母親の友人の子供のお古が与えられていました。
幼心に資源の有限性を理解していたのか、
ダサくていやだといいながら仕方なく使っていました。

 

そのため、おそらく小学校高学年か中学生くらいの時にに新聞記事で見た
成長の限界「エコロジカルフットプリント」といった考え方、
つまりは、
地球の資源の保全・活用方法に対して
恐怖にも近い衝撃を受けたのを覚えています。

 

 

 

 

 

大人になった今、どこの地方都市にいっても、
中心商店街はシャッターを下ろす店が並ぶ代わりに、
国道沿いに全国チェーンのお店が並んでいます。

そのような状況について、利便性は向上したという声もありますが、
もちろん東京などの大都市の利便性と比肩することもなく、
利便性を重視する人々は、都市部へ移っています。

 

 

 

日本は、狭い国土ながらも南北に国土が広がるため、
亜寒帯から亜熱帯までの多様な気候帯を有しています。

日本の各地には、多様な気候帯、それに基づく植生に影響された、
その土地土地の暮らしがあります。

ただし、前述の通り、それらの暮らしが失われつつあるように感じています。

 

 

 

私にとって、両親の実家等、地域における暮らしはかけがえのない思い出です。

それは
「その地域」と「その地域の暮らしの担い手」が存続して初めて得られるものです。

 

 

本ブログは、このような考え方に、共感していただき、
そこに住む人の暮らしも含めた
持続可能な地域を作っていく活動の

呼び水となることを目指しています。

 

 

 

2017年1月
ヨビミズ管理者 

 

 


<ヨビミズのコンテンツについて>

■取り扱いテーマ

主に「インフラビジネス」と「ローカルビジネス」の2つを扱います。
※ヨビミズではローカルビジネスを、地産地消の取組みに加え、
 サービスの生産/消費のどちらかのエリアにが限定されているものと定義します。

 

■情報ソース

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極力、公的機関もしくはそれに準ずる信頼性があると思われる機関の情報、
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 改めて確認させていただいた上で、修正いたします。

 

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